当院の禁煙治療について
「タバコをやめたい」と思っていても、自分の意志だけではなかなか続かない。それは意志が弱いからではありません。タバコに含まれるニコチンには強い依存性があり、やめられない状態は「ニコチン依存症」という治療の対象となる病気です。
禁煙治療では、医師の診察のもとで禁煙補助薬を使いながら、計画的に禁煙を進めていきます。自力だけで取り組むよりも、離脱症状をやわらげながら無理なく続けやすくなります。
当院では、一定の条件を満たす方に健康保険を使った禁煙治療を行っております。通院は約3ヶ月・計5回。阪神野田駅からすぐの立地ですので、お仕事帰りにもお立ち寄りいただけます。
「何度も失敗している」「やめたいけれど自信がない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
このようなお悩みはありませんか?
体に出ているサイン
- ●呼吸が苦しい/咳が止まらない/痰が絡む
- ●声がかすれる/頻繁に風邪を引く/鼻がつまる
- ●食事の味が分かりにくい/頭痛がする
- ●歯が黄ばんでいる/周囲からタバコの臭いを指摘される
禁煙についてのお悩み
- ●何度も禁煙に失敗している
- ●家族や職場から禁煙を勧められている
- ●健康診断で指摘されたが、やめるきっかけがない
- ●イライラして、つい吸ってしまう
喫煙による体へのダメージは、自覚のないまま少しずつ蓄積していきます。上記項目に心あたりがある方は、一度ご相談ください。
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禁煙治療が保険適用となる基準
以下のすべてを満たす場合、健康保険を使って禁煙治療を受けていただけます。
- ●直ちに禁煙をする意志がある方
- ●定められた医療機関において、禁煙治療を開始するための説明に同意し、文書により同意を確定した方
- ●ニコチン依存症のためのスクリーニングテストにおいて5点以上の点数でニコチン依存症であると診断された方
- ●35歳以上の場合、ブリンクマン指数が200以上の方
- ※ブリンクマン指数とは?
1日平均喫煙本数×喫煙年数で割り出される数値のこと。例えば1日平均30本で10年間喫煙していた場合、30×10=300となります。
条件を満たさない場合も、自費診療で治療を受けていただけます。
過去、禁煙治療を中断してしまった方について
過去に禁煙治療を受けたものの、途中で再喫煙して中断してしまった方も、前回の治療から1年以上経過していれば、再び保険診療で禁煙治療を受けていただけます。
再喫煙は失敗ではありません。どんな場面で吸いたくなるのかをご自身で把握できたということであり、次の禁煙治療にとって貴重な経験です。諦めずに、ぜひ一度ご相談ください。
当院の禁煙治療の方法
禁煙治療では、「ニコチン補給療法」や「非ニコチン薬」を用いることがあります。患者様の状態やご希望に合わせて、医師が治療方法をご提案いたします。
① ニコチン補給療法(ニコチンパッチ)
- 【効果】
- 皮膚から少量のニコチンを吸収させることで、禁煙時のイライラや集中できないといった離脱症状を和らげます。
- 【使い方】
- 1日1回、朝に貼り替えます。禁煙開始日から使用し、貼付量を段階的に減らしていきます。
- 【副作用】
- 貼った部分の発疹・かゆみ・かぶれ、不眠などが出ることがあります。
※ 処方薬としてはパッチ製剤のみです。市販薬ではガム製剤なども販売されています。
② 非ニコチン薬(バレニクリン/チャンピックス)
- 【効果】
- ニコチンを含まない飲み薬です。喫煙による満足感を抑えるとともに、禁煙に伴う離脱症状を軽くします。
- 【使い方】
- 禁煙開始日の1週間前から服用を始め、12週間服用します。
- 【副作用】
- 吐き気、頭痛、不眠、便秘などが出ることがあります。気になる症状が出た場合は、自己判断で中止せず医師にご相談ください。
禁煙治療の流れ
保険診療での禁煙治療は、約3ヶ月の間に計5回ご来院いただきます。
【初診】
喫煙状況・依存度の確認、呼気一酸化炭素濃度の測定、禁煙開始日の決定、禁煙補助薬の処方
【再診2〜4回目】
喫煙状況の確認、呼気一酸化炭素濃度の測定、離脱症状へのカウンセリング、お薬の処方
【最終診察】
禁煙の達成を確認し、その後も禁煙を続けるためのポイントをお伝えします。
費用について
健康保険が適用される場合、12週間の治療にかかる自己負担額(3割負担)は約13,000〜15,000円です。同じ期間に1日1箱のたばこを吸い続けた場合の約36,000円と比べて、費用面でもメリットがあります。
12週間、チャンピックス(禁煙補助薬)を使用した禁煙治療費(一例)
| 費 用 | 自己負担額 (3割負担として) |
|---|---|
| 診療所 | |
|
6,180円 |
| 保険薬局 | |
|
8,720円 |
| 合 計 | |
| 46,660円 | 14,900円 |
診療の流れ
1.受付
ご来院されましたら、マイナ(保険証)等・診察券を受付へご提示をください。
その他、紹介状やお薬手帳(初診の方)をお持ちの方も、受付時にお渡しください。
- ※保険資格確認は毎月初めに行っておりますので必ずご持参ください。
2.問診
問診はWEBもしくは紙にてご回答いただきます(効率化のため、できるだけWEB問診をお願いします)。
- ※WEBにて診察予約された方は、そのままWEB問診の回答が可能です。WEB問診をご回答の上ご来院ください。
問診が済みましたら内容を確認し、順番にご案内しますので待合にてお待ちください。
3.診察
問診に応じて診察を行います。
症状などに対しての悩み事や・困りごとなど、お気軽にご相談ください。症状に合わせて必要な検査や処方等を行います。
4.お会計
診療が終わりましたら、受付にてお会計をいたしますので、待合にてお待ちください。
現金以外にも、クロンスマートパスやPayPay(ペイペイ)の登録にて、クレカ支払いが可能です。
お薬は院外処方となりますので、お近くの処方箋受付薬局にて、お薬の受け取りをお願いいたします。
よくある質問
- 予約なしでも受けられますか?
- 事前にご予約いただくと、お待ちいただく時間が少なくなります。WEBまたはお電話でご予約を承っておりますので、ご都合に合わせてご利用ください。
- 治療期間はどれくらいですか?
- 保険診療の場合、初診から12週間(約3ヶ月)の間に計5回ご来院いただきます。初診・2週間後・4週間後・8週間後・12週間後というスケジュールで進めていきます。
- 仕事帰りでも受けられますか?
- 当院の診療時間内であればご受診いただけます。お仕事帰りにも通っていただけますので、診療時間をご確認のうえご来院ください。
- 健康保険は本当に使えますか?
- 一定の条件を満たす場合、健康保険が適用されます。「直ちに禁煙する意志があること」「ニコチン依存症と診断されること」など4つの条件があり、詳しくは「禁煙治療が保険適用となる基準」をご覧ください。条件を満たさない場合も、自費診療で治療を受けていただけます。
- 薬の副作用が心配です。
- ニコチンパッチでは貼った部分のかゆみやかぶれ、飲み薬では吐き気や頭痛などが出ることがあります。多くは軽度ですが、気になる症状が出た場合は自己判断で中止せず、ご相談ください。お薬の種類や量を調整することで対応できる場合があります。
- 一度失敗してしまったのですが、また受けられますか?
- 前回の治療の初回診察日から1年以上経過していれば、再度健康保険での治療を受けていただけます。数回の挑戦を経て禁煙に成功される方も多くいらっしゃいますので、あきらめずにご相談ください。
- 禁煙すると、どれくらいで体に変化がありますか?
- 禁煙後、数日で味覚や嗅覚が戻り始め、数週間から数ヶ月かけて咳や痰、息切れの改善が期待できます。長期的には心疾患やがんのリスクも下がっていきます。
- 禁煙すると太りませんか?
- 禁煙後は味覚が回復して食欲が増すため、体重が増える方もいらっしゃいます。ただし、喫煙を続けることによる健康上のリスクのほうが大きいと考えられています。食事や運動についてもあわせてご相談いただけます。
- 加熱式タバコや電子タバコでも治療の対象になりますか?
- 加熱式タバコにもニコチンが含まれるため、ニコチン依存症の治療対象となります。紙巻きタバコと同様に禁煙治療を受けていただけます。
- 治療の途中で吸ってしまったら、治療は終了になりますか?
- 吸ってしまってもすぐに治療終了となるわけではありません。どのような場面で吸いたくなったのかを一緒に振り返り、次につなげていきます。遠慮なくお話しください。
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