【総合診療医】はどこで働くかによって、その役割が大きく変わります。
①『大学病院』では、主に「診断」が重要になってきます。
どこの病院でも「よくわからない」といわれた患者さんを診察する最後の砦です。
時に100万人に1人といわれる病気を診断し、
必要であれば他科と連携して治療をしていきます。
②『中規模病院』では、①と③の間の役割をもち、
その病院に専門科がなければ、そこの診療もしていきます。
③『診療所』では、かかりつけの機能を持ち、
何かあったら何でも相談できる環境を作ります。
よくある病気の診療・予防、健康相談が主な仕事で、
家族や地域の医療介護事業所と連携して、
末期がんや通院困難な方の在宅医療をすることも多いです。
私自身は、①②③をすべて経験しており、
いろんな視野と経験を踏まえて、診療にあたっています。
下記は、①②③それぞれの立場の先生方の
『総合診療へ対する気持ちや働き方』を動画にしたものです。
ご視聴いただけたら幸いです。