2020年1月18日(土)第4回院内健康セミナーを開催いたしました。
ご参加くださった方々、ありがとうございました。
今回も非常に熱心な参加者の方々でして、するどい質問が多くありました。学会発表のようです笑
次回は
2/15(土)13時~13時半 『ほっとく糖危険!糖尿病』
★毎月第3土曜に13時から当院で行っております。 どなたさまでもお気軽にご参加ください、参加無料★
【不眠について】
★不眠の原因
・体の病気:睡眠時無呼吸症候群、咳、かゆみ、頻尿など
・うつ病などのこころの病気やストレス
・薬や刺激物:降圧薬、甲状腺治療薬、抗がん剤。コーヒー・紅茶などに含まれるカフェイン、たばこに含まれるニコチン
・生活の乱れ:交代制勤務や時差などによる体内リズムの乱れ
・環境:騒音や光
★これはだめ!
・睡眠薬代わりの寝酒:深い睡眠が減り、早朝覚醒が増えてしまう
・就寝前の喫煙やカフェイン:寝る前4時間以内のコーヒー、緑茶、紅茶、栄養・健康ドリンクは控えましょう
・就寝前の重い食事や高カロリー食:寝る3時間前にはこれらは避ける
・就寝前のパソコン、スマホ、テレビ:ブルーライトは脳を覚醒してしまう
就寝の1時間前にはオフにして部屋の照明を落としましょう
★これはよい!
・朝目が覚めたら太陽の光を15秒あびる:リズムがリセットされる
・就寝1時間前のぬるめ(38~40℃)のお風呂:一旦上がった体温が下がるときに眠気がくるので寝やすくなる
・寝る前のストレッチや日中の適度な運動
★眠くなってから寝床に付き、起きる時刻は遅らせない
・眠ろうとする意気込みが頭を冴えさせ、寝付きを悪くする。寝床に入る時刻が遅れても、朝は一定時刻に起き、太陽の光を取り入れることで、寝つく時刻は安定してくる。眠りが浅くよく目覚めてしまうときは積極的に遅寝・早起きにして、寝床で過ごす時間を短くすることが効果的
★いつもと違う睡眠には要注意
・病気が隠れているときがある。激しいいびきや息が止まっていると睡眠時無呼吸症候群などの可能性あり。足のムズムズ感や手足のぴくつきなどの症状は、眠っても休まった感覚が得られないときあり。うつ病も、寝付きが悪い・早朝に目が覚める・熟眠感がしないなどあり
★高齢者は若年者と比べて、必要な睡眠時間は短いもの
・長く眠ろうとして、年齢に見合った生理的睡眠時間をこえて長く床についていると、睡眠が全体的に浅くなり、夜中に目がさめてしまう時間が増えてしまう。