2019年12月21日(土)第3回院内健康セミナーを開催いたしました。
ご参加くださった方々、ありがとうございました。
今回も非常に熱心な参加者の方々でして、質問が付きませんでした!
次回は
1/18(土)13時~13時半 『不眠について』
次回は、当院のプライマリ・ケア連合学会認定看護師が、不眠症対策などお話します。
★毎月第3土曜に13時から当院で行っております。 どなたさまでも参加無料★
【講演内容まとめ】
◆体の洗い方
皮膚を洗うときには、石鹸をよく泡立て、その泡で洗う。泡は洗浄力の目安。泡立っている=洗浄力がある。泡には皮膚の汚れをはがし取って包み込む働きがあるとともに、クッションとなって摩擦による皮膚への刺激を少なくする働きもある。逆さまにしても落ちないくらいの、きめの細かい、しっかりとした泡を作ろう。
◆これはだめ!
固形石鹸や液体石鹸を泡立てずに、直接体につける。少ない泡で洗って、ガーゼで拭く。目のまわりを避けて洗う。ナイロンのタオルやスポンジなどで洗う。タオルで体を強くこするように拭く。泡をつけて、すぐに流す。
◆保湿剤の使い分け
春夏はさっぱりしたローション、秋冬は保湿効果の高い軟膏やクリーム。泡はその中間で液垂れなく伸びがよい。寝る前は軟膏やクリームでしっかり保湿、朝時間がなければ伸びのよいローションや泡タイプがおすすめ。保湿剤を塗る前には水や化粧水で皮膚を軽く湿らせておくと効果的!入浴後は5分以内に保湿を!
◆皮膚の乾燥を防ぐには
①熱すぎる湯船は皮脂を取りすぎるのでややぬるめの39℃で
②秋から冬は乾燥しやすいので加湿器で40-60%を保つ
③肌着など皮膚に直接触れるものは、チクチクしない刺激の少ないものを選ぶ。綿がおすすめ
④アルコールや香辛料などの刺激物のとり過ぎは、体温が上昇してかゆみがでるので控える
◆手湿疹
・不必要な手洗いや消毒をやめる
・皮をむしったり、取らないようにする
・洗剤は直接手につかないように
・水仕事の際にはゴム手袋を装着する。
・水仕事や手洗いの後には必ず保湿剤を手指を含め、手全体に塗布し、その上から綿の手袋などを着用する。
・保湿クリームを塗ってから何か手作業を行う場合には、綿の手袋の上から家庭用の手袋を着用して行うことで、保湿クリームを塗り直す手間も省ける。
◆軟膏の塗る量 1FTU
(マルホ資料)
◆足の爪の切り方
(マルホ資料)