みなさん、「総合診療医」ってご存知でしょうか?

 

総合診療医とは、患者の特定臓器に着目するのではなく、全体的な健康問題に向き合って治療を行うように教育され経験を積んだ医師のことです。

これまでの臓器別専門医、例えば循環器内科医・消化器内科医などは縦(知識経験の深さを表す)の専門、

総合診療医は総合内科・小児科・老年科・救急医療・在宅医療・予防医療・女性診療科・皮膚科・整形外科・精神科などに幅広く知識や経験などのある横(広い領域をカバーすることを表す)の専門で、最近は「総合診療科」として働くことが多くなっています。

 

こちらは、私(院長)の所属している日本プライマリ・ケア連合学会のホームページにある、「総合診療医」を紹介する動画です。

https://www.primary-care.or.jp/public/pv.html

一人目に登場してくる市立福知山市民病院の川島篤志医師は、自分の恩師で 私はこの病院で総合診療医としての知識と経験を沢山積ませていただきました。

この病院では、都会のように専門医が多いわけではないため、総合診療医が、専門医が不在の領域をカバーします。

例えば結核の隔離治療、肺癌治療、ネフローゼ症候群の治療、脳梗塞・脳出血、1型糖尿病、各種感染症治療などなど。

また糖尿病セミナーや救急隊との勉強会、学会発表もさせていただき、自分の総合診療医としての知識・経験が飛躍しました。

その経験を当クリニックで、これからも存分に活かせていくつもりです。